CIX的組織づくりとは

みなさんが、肩書にしているその集まりは、何ですか?

組織でしょうか、それとも集団でしょうか。

瞬時に情報が地球を駆け巡る、第4次産業革命と呼ばれるデジタル革新が起き、我が国は、目指すべき姿として、“Society5.0” というビジョンを描いています。この猛烈なスピードで変化し続ける社会の中で、組織は社会で必要とされる存在であり続けるために、常に“変化”することが求められます。“変化”できなかった企業が、ビジネスというフィールドから退場せざるを得なかった事例には枚挙に暇がありません。

スピード上げて“変化”し続けられる組織のポイントは、メンバーの①無限の潜在力が発揮されること➁強みが活かされ、弱みが補えること③メンバー間に信頼があることだと思います。

人には無限といっていいほどの顕在・潜在の力があると思います。この力が発揮できる仕組みを整え、組織の力に変えていくことはとても大切です。そして、人には「強み」「弱み」という個性があります。この個性を平準化する努力も大切ですが、組織がスピードを上げて“変化”し続けるために最も大切なのは、「強み」を活かせる組織づくりです。メンバーが自分のもつ「強み」を存分に発揮してもらう。「弱み」はそれを強みにもつ他のメンバーが補っていく。そして、このメンバー間で、グループダイナミクスによる効果も期待できます。このような組織の根底には、メンバー間の「信頼」が欠かせないことは言うまでもありません。

では、どうすれば、この3つポイントが揃い、常に“変化”し続け、社会に必要とされ続ける組織でありつづけられるのか。

アメリカの経営学者であるバーナード氏は、組織の3要素として①共通の目的➁協働の意欲③コミュニケーションを挙げました。

組織をあるべき姿にするためには、この3つの要素を創り上げること、組織の目指す“ありたい姿=VISION”をメンバーが共有し、そのVISIONを自分のこととして考え、どうしても実現したいと心から願い、実現のためにメンバー同士で真剣にコミュニケーションが取れる組織にしていくことが重要になります。

2045年にも到来すると言われているシンギュラリティ。人工知能の知性が人間を超越し、予測不可能な領域に達すると言われています。他方、懐疑的な考えもありその理由のひとつに「私」という自己意識を作り出す手がかりさえ、我々はまだ分かっていないことが挙げられています。まだ気づいてさえいないメンバーの無限の潜在力が発揮され、これが組織の力にすることができれば、社会に必要とされ続ける組織であり続けるのではないでしょうか。